日本を出発する前にしておきたいこと

海外に出発する前にしておくべき事務手続き

留学などで海外生活を始める場合、快適な生活を送るためには、事前準備が大切です。
さまざまな準備が必要になるので、リストアップして、順序立てて行いましょう。
今回は海外に出発する前に、日本で済ませておく事前準備をまとめました。

事務手続きからみていきましょう。
3か月以上海外で暮らす場合は、在留届の提出が必要です。
オンラインでも手続きが可能ですが、なるべく早めに済ませておきましょう。

また、1年以上の長期にわたって海外で暮らす場合は海外転出届けを出しましょう。
この届けを忘れると、住民税や国民年金、国民健康保険などを支払わなければいけません。

このほかにも一人暮らしの場合は、電気や水道、ガスの解約、郵便物の転送届などの手続きも忘れずに行ってください。

次に、クレジットカードについても、確認しておきましょう。
まず利用限度額を確認してください。
学費や現地での生活費などが利用限度額を超過していて、クレジットカードで決済できないと困ることがあります。
利用限度額の引き上げ手続きは、日本にいるときに行う方が確実で安全です。
また、明細書を郵送ではなくオンライで確認できるよう手続きしておきましょう。

現地で利用するスマートフォンやインターネット会社についても、早めに調べておき、日本にいるうちにどこの会社を利用するか決めておくことをおすすめします。
現地で一から調べるのは手間がかかるからです。

日本の口座から海外の口座に送金したり、オンラインで振り込みなどができるよう、銀行の手続きもしておきましょう。
また、海外で使うデビットカードを発行している銀行もあります。
海外で現金が必要なときに、デビットカードがあると便利です。
これらの手続きも、日本にいるうちに済ませておきましょう。

美容院や歯医者に行っておこう

海外の美容院は日本のようにきめ細かなサービスを行っていないところが多いので、不安な場合は美容院にいかなくても不自由しない髪型にしておきましょう。

海外で使うカラーリング剤が肌質に合わないこともあるので、現在カラーリングをしている人は、黒髪に戻しておくのもおすすめです。

そして、海外で一番困るのが、病気やケガです。
アメリカなどでは日本のような保険制度がないので、治療費が非常に高くなります。

日本にいるうちに必ずしておきたいのが、虫歯の治療です。
出かける国によっては、予防接種が必要な場合もあります。
こちらも、海外渡航者向けのクリニックで済ませておきましょう。

会話のスキルレベルを上げておこう

海外留学では、語学がなければ学ぶことができません。
留学を志すのですからある程度語学ができると思いますが、現地でこまらないよう英語のスキルを磨きましょう。

また、留学先ではさまざまな人から日本について質問されます。
地理や歴史、伝統文化、政治などに日本についても勉強しておきましょう。

留学はさまざまな目的があると思いますが、海外で習得したいことやチャレンジしたいことをリストアップしておくのもおすすめです。