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お金がかかる?海外のトイレ事情とは

白いトイレ

海外の公共トイレは有料?

日本のトイレは無料で利用でき、清潔なところがほとんどです。
世界の中でも安心してトイレを利用できる、トイレ先進国といえるでしょう。

しかし海外の公共トイレは、日本とは事情が異なる場合があります。
特に日本と異なるのが、トイレが有料である国が多いことです。

外国のトイレが有料なのは、トイレの管理・維持費にお金がかかるからです。
トイレには清掃代のほかトイレットペーパー代、水道代などさまざまなコストが掛かります。
そこで清掃も行うトイレの管理人が常駐しているのです。
また、お金を払わなければ利用できないようにすることで、犯罪を防ぐという目的もあります。

トイレを利用する人は、管理人にお金を払わなければいけません。
管理人によっては、いかに自分がきれいに掃除しているかをアピールするために、昼食などの食事をトイレの中で行う人もいます。

また、管理人がいないトイレもあります。
このような場合は、お金を入れないとドアが開かないようになっています。
トイレの利用料金は、場所によって異なります。
日本円にすると100円から200円程度のところが一般的で、料金表が張り出されているところもあれば、特にお金が決められておらず、管理人へのチップとして支払うケースもあります。

ではどのような国が、トイレが有料なのでしょうか。
主にヨーロッパの国々が有料です。
イギリスやフランス、ドイツ、イタリアなどでは有料です。

逆にヨーロッパでもスイスは無料です。
このほかアメリカ、中国、オーストラリア、インドネシアなども無料となっています。

トイレを使うときの注意点

日本のトイレは蓋が自動で開いたり、音が出たり、ウォシュレットがあったりと、至れり尽くせりですが、海外のトイレはこのように親切ではありません。

便座に座らずに用を足す人も多く、便座も清潔ではありません。
除菌クリーナーや除菌ウェットティッシュなどを持っていくことをおすすめします。

公共トイレが有料な国で、無料のトイレを使いたい場合、デパートや大きなショッピングセンターなどを探しましょう。
また大きなホテルやカフェなど飲食店のトイレも無料のケースが多いので、そちらを利用するのもおすすめです。
特にデパートやホテルのトイレは、治安の面でも安心です。
町の公共トイレは、治安面で不安なこともあります。

日本ではトイレに行きたくなったら、コンビニエンスストアを探せば簡単にみつかります。
しかし海外のコンビニエンスストアは、トイレが使えません。
日本と同じ感覚でいると、トイレがみつからなくて困ることがあるので、どこかへ出かける前には、そのエリアで安心して利用できるトイレがどこにあるのかを、事前にチェックしておくことをおすすめします。