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TOEICの学習で必要なスキルとは

ノートとペンと消しゴム

TOEICを受験するにあたっての勉強方法

TOEICは今まで学校で習っていた英語だけでは思うようにスコアが伸ばせません。
学校で学んできた英語にさらにTOEIC対策を行っていかなければ希望するスコアに達することができないのです。

とはいえ、勉強を始めてみるとその内容は難しいですしどうやってスコアを伸ばしていけば良いのかわからなくなることがあります。
そこで、ここではスコアを伸ばすためにどういったスキルを身につければ良いのか、そして身につけるための勉強方法について紹介をしていきます。

スコアを伸ばすためには速読力をつけよう

TOEICの読解問題は長文であるのが特徴です。
長文の問題に答えていくためには、いかに速く正確に文章内容を読み取っていくかが重要になってきます。
そこで必要な力が速読力なのです。

日本語でも速読の本が販売されていますが、速く正確に文章内容を把握する力を身につけることはTOEICの中でも重要なスキルです。
試験でスコアが900点台を出せる人でも最近の長文の長さが長くなっていることによって読み終わらないケースも増えています。
時間内に一問でも多く正解するためにはこの長文問題でいかに速く文章内容を把握して正解していくかが鍵となるのです。

速読力を身につけるには

速読というと斜め読みのスキルを身につけることが一般的です。
そのため、少しでも速く読んでその内容を大体把握していくという教材がとても多くあります。

しかし、TOEICの場合には文章をしっかりと理解するためにただ速く読むだけでは足りません。
その内容についてもしっかりと正しく把握する力が求められるのです。

そこで、速読力をつける練習として、まずは精読をすることから始めるのがオススメです。
読解のスピードを身につけてどんどん読み進めることも必要ですが、正確に文章を読み内容を理解するという練習をした上で、速読のスキルを身につけなければTOEICでは対応ができません。

精読というのは、一般的な英語の勉強とは逆の流れを取ります。
英語の勉強というのはある程度の理解が進んだら、大枠で捉えていく練習をするのが一般的です。
全ての単語の意味や文法がわからなくても、書いている単語から予測して文章内容を理解していくのです。

精読というのはこれとは逆で、文章に出てくる全ての単語を正確に把握したり、文法を確認したりして文章の確認をしていきます。
それによって語彙力や文法の知識を身につけることで英文を読んだ時にイディオムとして文章が捉えられるようになり速読力が身についていきます。

一見、速読力を身につけるための勉強とは離れているように見えるため、精読をすることは勉強方法としては誤っているようにも思われがちです。
しかし、精読をすることで長文問題はもちろんですが、他の問題でも正答率を上げることができるため、じっくりと精読の時間を作ることはオススメの勉強方法なのです。