海外のスーパーで役立つ豆知識
海外ではコインがないとカートが使えない?
海外で暮らすと、スーパーマーケットを利用する機会が多くなります。
スーパーマーケットなんて、どの国も似たようなもの……と思っていたら、実際に出かけてみて日本との違いにとまどってしまうこともあります。
スーパーマーケットは国やお店によってシステムが異なります。
一般的によくある、日本との違う点についてみていきましょう。
まず、スーパーマーケットで商品を買い物かごに入れていくときに使うカート。
重い荷物をカートで押して歩けるので便利です。
日本では無料で誰でも使えますが、海外ではカートを使うときにコインが必要なお店もあります。
カート同士がチェーンにつながれていて、コインを入れるとチェーンが外れるようになっています。
ワンコイン程度の低価格ですが、小銭がないと使えないので、用意しておきましょう。
使った後は、元通りに他のカートとチェーンにつなげれば、コインは返ってきます。
量り売りをする店も多い
チーズや魚、肉などは、量り売りされている場合も多いので、自分が欲しい量を伝えて注文しましょう。
必要な量だけ購入できるので便利です。
量の単位がパウンドのお店もあります。
1パウンドは約453グラムと覚えておきましょう。
重さがわからないときは、このくらいの大きさなど、手で大きさなどを表現すれば、それに合わせて肉や魚などを切ってくれます。
レジでは譲り合いが大切
買い物をしてレジに並んだら、後ろに並んでいる人にも注意を向けてください。
自分がカートにいっぱいの商品を買っていても、すぐ後ろの人は2点程度の少量しか手に持っていない場合があります。
このような場合は、私は会計に時間がかかりますから、お先にレジをしてくださいと順番を譲るのがマナーです。
このようなシチュエーションに気が付かずに入ると、先にレジをしてもいいですかと尋ねられることもあります。
日本ではレジ台にカゴを置いて、店員さんが一つ一つほかのカゴに移していきます。
しかし、海外のスーパーのなかには、レジ台がベルトコンベアになっていることがあります。
このようなお店では、カゴから商品をベルトコンベアに自分で乗せていきます。
そして全部の商品を乗せ終わったら、他の人の商品と混ざらないように、プラスチックの仕切りを置いて区切ります。
ベルトコンベアに乗せられた商品は、レジスタッフのもとに運ばれレジで精算されますが、商品はその場で自分で袋に入れていきます。
お店の人がカゴに入れてくれないので、注意してください。
そして支払いをしたら、レジスタッフに笑顔でありがとうの挨拶をしましょう。
外国のスーパーマーケットは、商品を見ているだけでもその地域の食文化などがわかってとても楽しいもの。
お気に入りのスーパーを見つけて、ショッピングを楽しみましょう!