1. >
  2. >
  3. 海外でのATMの使い方とは

海外でのATMの使い方とは

複数のクレジットカード

海外のATMの使い方をシュミレートしておこう

海外ではキャッシュカードをよく使いますが、現金が必要になることも多いもの。
急に現金が必要になったときは、銀行やショッピングモールなどに設置されているATMから、クレジットカードを使って現金を引き出すことができます。

しかしATMでお金を引き出そうとしても、日本のATMとは違うので、どのように操作したらわからない……。
そんな不安はありませんか。

ATMの使い方を事前に知っておくと、急に現金が必要になったときにも、慌てずに利用できます。
ATMの操作方法は国によっても異なりますが、海外の英語対応のATMの使い方をご紹介します。

英語対応のATMの使い方

ATMには、その機会が対応するクレジットカード会社のロゴマークが表示されています。
自分のクレジットカードが、そのATMで使えるかを確認しましょう。
Visaカード、Masterカード、JCBカードであれば、まず問題なく使えます。

ATMが自分が使っているクレジット会社のカードに対応していることを確認したら、カードを挿入します。
カードの挿入方法は、国や機会によって異なります。
カードを表向きに入れるもの、カードを裏向きに入れるもの、カードの表向きに入れたらすぐに引き抜くもの、挿入口が縦型になっているもの、挿入口が縦型でスリットの入った棒状になっており、上下にスライドさせてカードについている磁気を読み取らせるものなど、さまざまなタイプがあります。
落ち着いて、カードの挿入方法を確かめてから利用しましょう。

カードを挿入すると、ENTER PIN(暗証番号を入力)と表示されますから、暗証番号を入力します。
暗証番号を入力すればそれで完了するものと、暗証番号入力後にENTERキーを押すものがあります。
フランスなどヨーロッパ圏のATMのなかでは、暗証番号の入力を数回間違えるとクレジットカードが呑み込まれて、返ってこないことがあるので、十分に注意しましょう。

暗証番号を入力すると、SELECT TRANSACTION(取引内容を選択)の画面が表示されますから、取引内容を選びます。
表示される取引内容は、WITHDRAWAL(引き出し)、TRANSFER(振り込み)、BALANCE(残高照会)、Cancel(キャンセル)などです。
WITHDRAWAL(引き出し)を選択しましょう。

すると、SELECT SOURCE ACCOUNT(口座選択)の画面に変わり、CHECKING(当座預金)、SAVINGS(預金)、CREDIT(クレジットカード)、Cancel(キャンセル)などから取引を選べるようになっています。
ここでは、CREDIT(クレジットカード)を選びます。
もし国際キャッシュカードやデビットカード、トラベルプリペイドカードなど自分の預金からお金を引き出す場合は、「SAVINGS(預金)」を選んでください。

口座を選択したら、SELECT DISPENSE AMOUNT(引き出し金額を選択)画面に変わります。
ここが、日本のATMと異なるところです。
日本では必要な金額を自由に引き出せますが、海外では引き出す額が予め決められており、そこから選ぶのが一般的です。
表示画面には、$20、$40、$60、$80、$100、$120、OTHER(その他)など、引き出す金額が表示されるので、そこから選びます。
もし、自分で金額を決める場合は、OTHER(その他)を選んで金額を入力してください。

そうすると指定した金額の現金が出てきます。
カードと現金、明細書を受け取って、取引完了です。
万が一のトラブルに備えて、明細書は必ず持っておきましょう。

取引が無事に終わってホッとするためか、クレジットカードの取り忘れという、うっかりミスが意外と多いものです。
現金とカード、明細書の3つが手元にあるか、きちんと確認するよう注意してください。