英語のリスニング力をあげるには
リスニング力をつける大変さ
英語を勉強している中で日常的に聞き取れる単語や文章を増やすというのはなかなか大変なことです。
仕事をしている中で、最近では外国との取引がある人も増えています。
昇給や昇進のためには英語ができることが求められる企業もあるために、最近では必要に迫られてリスニング力を上げなければならない人も多いです。
とはいえ、仕事をしながら英語の勉強時間を確保してなおかつその中で確実にリスニング力をつけてというのはとても大変なことです。
仕事や留学で外国に長期間滞在するならば、日々の生活で少しずつリスニング力がつくものですが、とはいえ当初はなかなか聞き取れず仕事でも支障をきたすことがあります。
そのようなことを回避するためにも、日常の中で少しずつリスニング力を上げるためのコツをここでは紹介していきます。
まずはリスニングで聞く仕組みを知る
英語のリスニングができる人というのはリスニング初心者とは英語の聞き方が違います。
初心者は聞き取れたものから英語の文脈を理解しようとしたり、まずは知っている単語をとにかく聞き取ろうとしたり、日本語に訳しながら聞こうとしたりする傾向があります。
それに対して上級者というのはリスニングをするにあたって、英語を英語のまま理解しようとしたり、フレーズを意識して聞き取っていたり、リズムやメロディーを意識して聞き取っていたりという違いがあるのです。
このような違いができるようになってくると、リスニングをして聞き取れる内容の幅が広がっていき、一度に把握できる英語の量が増えますし、そのまま返答ができるようになって行ったりするのです。
リスニングが上達するには
リスニングが上達するには、まずは音で聞き取ることがコツです。
初心者のうちは、聞き取った音の中に知っている単語があるとそれだけで嬉しくなるものです。
しかし、一つ聞き取ることができても文章全体が把握できないですし、その一つを正確に聞き取ることにこだわっていてはそれ以上聞き取れるようにはなっていきません。
そこで、まずは全体のリズムや音に注目してそれを聞き取ることを意識していくようにします。
これは、英語の発音というのは前後の単語の音によって変化をしたり、短縮されたりすることで発音が変わったりするために、同じ単語でも場合によって聞こえ方に違いが出てくるためです。
そこで、聞いた音を把握して実際の単語や意味を理解していくことによって、最終的に言っている文章や単語が頭に入るようになってくるのです。
このリズムや音に注目をしていくようになると、自然と音やリズムのパターンを覚えることができ、自分なりに聞き取るスキルを身につけられるようになっていきます。
この知識や経験が増えていけば体系的なルールが出来上がりリスニング力の強化につながるのです。
そのため、まずは音やリズムを意識しながら聞くことから英文や英語の歌を聴き始めましょう。